こんな時代だからこそ。

凄く便利な時代ですね。

スマホ1台あれば調べ物や連絡、最近なら決済まで全て。

スマホ1台で事足りる時代です。

何百年、何千年とヒトが積み上げた文明の成果ですよね。

素晴らしいことだと思います。

 

僕は、文明の進んだこの時代は便利であり大変不便だと感じます。

思い返してみて下さい。

スマホで打つ段々短くなる省略言語に、相手の表情が見えたことがありますか？

多く流れて来るニュースに隠されたニュースに目を向けたことはありますか？

何も思わない人が多くいるという事実が、一番に怖いのです。

進め進めと背中を押され続ける現代では、考える暇もなく流されて行くのでしょう。

簡単に人と繋がれる時代で、奇しくも真に繋がれることの少ない世の中。

簡単に情報が入る時代で、奇しくも本当に知りたいことを見失う世の中。

なにもない時代の方が、きっと多くの事がみえていたのではと。

想像してうら寂しくなることがあります。

そして、物と情報が溢れる都会の空気が息苦しくなったり。

 

息が詰まりそうな都会を抜け出して、不便を求めて地方に移り住む僕のような方もきっといると思います。

毎日澄んだ空気を吸い自然を感じていると、なんだか心が満たされているのを感じます。

 心の豊かさは冷静に考える余裕を与えてくれます。

少しの好きなものと、この豊かさが都会の喧騒に疲れた心を癒やしてくれるのです。

(キャンプはその恩恵を最大限に受けれるのではと思っております。)

 

きれいな自然の空を見る時、上を向きますよね。

そういう景色に出会うことが多い分、自然と前や上を見ることが多くなります。

胸を張って上を見ると何故か、自然とやる気も出るのです。

多くの人が下を見つめ縮こまっている中、僕は上を見て大きく胸を張っています。

便利なこんな時代だからこそ、「わざわざ」不便さを楽しむのもまた一興。

結局何が言いたいかって。

田舎はいいぞぉ。